『維新の嵐 幕末志士伝』とはどんなゲームなのでしょうか?
ゲームの内容や目的についてまとめました!
維新の嵐 幕末志士伝

1998年5月1日に光栄(現・コーエーテクモゲームス)からWindows用として発売されたゲームが初出です。
1999年2月4日には一部改変されてプレイステーション(PS)版が発売されています。
『維新の嵐』シリーズの第2作目に当たります。
クルエイチ2010年には携帯電話版も配信されましたが、月550円の課金がネックだったのか、あまり話題にならず・・・
翌2011年に”iPhone 4S”が登場して日本でもスマホが普及した影響もあるかも。
ゲーム内容は、坂本龍馬・土方歳三・フリーキャラのいずれかを選択して、幕末から明治にかけての混乱した日本を統一するべく奔走するもの。
自分の見識・剣技を高めつつ、時には要人を説得し、時には剣で戦いながら、日本国内の思想を自分の思想に近づけていきます。
基本的には史実に基づいてストーリーが進むものの、選択次第でいくつかの結末に分かれます。
例えば坂本龍馬でプレイすると、大政奉還エンドの他に、武力倒幕エンドも可能です。
ゲームの目的
幕末から明治にかけての混乱した日本を統一することが目的です。
主人公は思想を「論」として持っており、国全体の思想である「時流」を自分の論に近づけます。
ただし、時流を動かす方法は様々です。
権力のある人物を剣で殺すのもアリ、要人を説得して思想転換させる方法もアリ、自分の所属する組織の影響力を高める方法もあります。
主人公の思想「論」
主人公の思想は「論」と言う形で表現されます。
大きくは佐幕論と尊王論に分かれますが、時代や主人公の知見などによってさらに細かく分かれています。
まずは主人公が勉強や説得、情報収集によって見識を広めることで論を成熟させましょう。
次に要人を相手に、成熟した自分の論をぶつけて説得し、その人物と所属組織の思想を変えていきます。
これを繰り返すことで時流を動かしていくのです!
思想
思想は、国体思想(国内政治体制【佐幕・尊王】)、国外思想(外国への対応【開国・攘夷】)、解決手段(思想実現のための手段【主戦・穏健】)の3種類に分かれています。
これらの組み合わせで人物の論、組織の思想、日本の時流が形成されています。
論を説くには、学問所で勉強したうわべの知識だけでなく、名所探訪や情報入手など国内外の実際の見識も必要です。
さらに各組織ごとに構成員との関係性も異なるため、重要人物の見極めも大切です。



家臣の平均値で思想が決まる組織もあれば、キーパーソンの思想が全反映される組織もあります。
重要なのは国体思想
思想は、国体思想・国外思想・解決手段の3種類あるものの、通年で必要となるのは国体思想です。
ゲーム序盤は、国外思想(開国・攘夷)の議論が活発ですが、解決手段はほぼ触れられません。
逆に終盤になると、攘夷が難しいことが分かって開国に傾きますが、その方法論が議論されるようになります。
しかし、佐幕(幕府中心)が尊王(天皇中心)かは一貫して議論し続けられます。
そのため国体思想を強化しておくことが非常に大切です。

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